2012年5月31日木曜日
2012.05.27
「心(おと)よりも知的な情がある」
まだ意識が完全にもどってきてない状態でものすごい量の出来事や情景が言葉に変化していくんだけど、連れて帰ってこれたのはこれだけ。かろうじて今から再組立てできるものもあるかもしれないけど、生のまま持って帰ってきたのはこれだけ。生け捕りした。
posted at 11:17:15
あ、なるほど。やっぱり余計なもの見たんだなとは思ったし、見るなら指まで見たほうがいい。わたしはよく水にいる。水中でのプルはたいていうまくいかない。特に左だ。だいいち質疑が稚拙で抽象的だ。意味を成していない。要するに、そういうことだ。役目とは。下方が出ているのは傲慢ともいえる。
プルの大切さ。しっかり腕をのばして可能な限りの筋肉面積で水を捉え手前に掻き込む。水を押し、水を制する。S字によって流れをつくる。スピード。水身一体となる。余計な凹凸は不要だ。正常に咬合せよ。たたしく息を吸って吐け。何百回と水に飛び込んだときの静かな音を知らない者には語らせない。
わたしは脚ですすむ。脚が強いから。
posted at 21:38:03
2012.05.25
Reverse position
posted at 4:29:13
指揮者とダンスと青いサテンのドレス、踊りたくて飛び入りしたこと、腕の無いわたし、きちんと書き残したいのに書けないまま雨に濡れて土のにおいが蒸している。
(続)貴族のおしゃべり、演じながら壇上を降ろされる一人娘、無言歌をうたうわたし
posted at 13:26:54
>21f : 書けないとき気になる台所と道路の音は何だろう? 「書けない音」である。いや、書けないときの「私の騒々しさ」であるーー『雀の手帖』「無音」より
posted at 4:29:13
指揮者とダンスと青いサテンのドレス、踊りたくて飛び入りしたこと、腕の無いわたし、きちんと書き残したいのに書けないまま雨に濡れて土のにおいが蒸している。
(続)貴族のおしゃべり、演じながら壇上を降ろされる一人娘、無言歌をうたうわたし
posted at 13:26:54
>21f : 書けないとき気になる台所と道路の音は何だろう? 「書けない音」である。いや、書けないときの「私の騒々しさ」であるーー『雀の手帖』「無音」より
2012.05.20
行ったことのない夏祭りを思い出しながら、煙の道を歩く。火のにおい。土のおと。
頭の上について来る大量の虫。
声を出して数えていたらお囃子が聴こえてきた。
近づいてくるお囃子。
お囃子はわたしの声も虫もかき消した。
行ったことのない夏祭りの帰り道。
posted at 23:12:18
2012.05.17
壁に文字を書く。は、は、は、は、は。
は、を書く。
は、と書いたはずが、すべて、な、になる。
な、な、な、な、な。
は、を思い出せない。
な。
な、な、な、な、な。
は、と書いたはずの、な、が壁にひたすら並んでいる。
posted at 12:34:30
トマトからレタスの葉が生えていたので、レマト、と名づけた。
posted at 12:42:02
軌道上に居た話。三階建てビルの屋上にて。
頭上には雨雲がまるで早送りのように流れていた。
父は私に、二時十分に雨が降るか、と尋ねたので視線を空に促すと、半ば諦めた表情で納得していた。
午後一時半の出来事。
それから三階に下りると、そこはまさに軌道が通っていて、壁の向こうから惑星が流れて来た。惑星には記号や数字が振られていて、元素表をみているかのようだった。惑星は次第に高速になり、極限の心拍数と同期して、壁と私の身体を突き抜け、流れ続けた。軌道上ですべての鼓動が共鳴した。
posted at 13:13:16
2012.05.16
夏の公園 渇いた砂地 水の無い白い景色に金魚が泳ぐ
posted at 20:06:02
階段を上るときは気分が沈み、階段を下るときは気分が晴れるの。という旨を、すれちがった異国の少女に、知らないはずの異国語で伝えた。
posted at 20:11:21
2012.05.14
赤の水 赤の唱和 赤の洗礼 層の整列 崖の足 銀の老人 黄色の無言 青のセーム 午睡の塊 荷車の唇 蓑の駄弁 蟻の階段 赤の支配
posted at 05:34:15
匿名はいけないよ、と言って空白の名前欄を指で撫でると体温で文字が浮かび上がってきた。
ナナイロの名前。
posted at 09:46:16
2012.05.13
口の中の肉がやわらかくたいへんよく伸びるので少し噛み切ってみた。
止まらなくなってどんどん食べ進めた。いったいどこまで食べ続けることができるんだろう。
手を使わずに食べる行為はどこかしら儀式のようだ。
posted at 15:56:11
2012.05.11
大切なものが黒いナイロン製バッグの中で粉々に割れた。
中を見ることすら許されない手を突っ込んで必死に大切なものをかき集めると大切なものの破片は容赦なく皮膚を突き刺した。
頭が重い。身体を起こせない。床から頭が離れない。
床に散らばった大切なものだけが視界に存在した。
posted at 09:40:23
2012.05.10
声はささやいた。
「○○(死んだ叔父)が呼んでるよ」
私「えっまだちょっと……」
声「今すぐ行けば年に二、三回くらい戻って来れるようにしてやる」
posted at 15:49:48
2012.05.08
オートマティック最新医療 ロボットと目で対話しての問診と全空間コンベア式人間ドッグ など。
五感解放状態、まだ余韻あり……
愛鳥の瞳を確認して後ろから羽交い締めに
口から紙、砂、石などが出続ける
屋根裏の洗面器で若布と戯れ
posted at 06:20:51
2012.05.07
都会の夜、青みの強い空に月がいくつか。
主月がふたつ距離を保ちながらゆっくり動きその間を全て違う方向が欠けている小さな三日月が連なってテロップみたいにすり抜けていく。
主月の何倍もある巨大な月にはネオン色の斑が浮いていた。
太陽が空の色を変えることなく夜空にいるのだけは不思議に思えた。
posted at 11:18:36
2012.05.05
起きては倒れ起きては倒れ……
それはまるで逆起き上がり小法師のようだった。困り顔で力無く笑った。
posted at 05:47:10
寝ぼけてiPhoneを石鹸と勘違いして手のひらでくるくるゴシゴシしてた
posted at 07:58:23
2012.05.04
並んだ水槽に濃紺のインクを撒きその中を歩くと痛みが身体を切り刻んで水槽が茶色に染まる。
最深階の水の鎌倉の奥には炎が揺らめき深海魚の泳ぐ鍋を掻き回す。
茹だりゆく魚の目がじっとこちらを見ていた。
数メートル四方の麻布にその様を描きその中にそっと包まって目を閉じると視界が気泡になった。
砂地で会った少女はどこへ……
上下蛍光色の服着こなすサイケデリックな少女だった
posted at 20:00:10
2012.05.03
宇宙の果てから燃えるか燃えないかのギリギリの速度で落ち続ける。
目指す地球のある方向は全空間のうちただ一点、光が見えたらその方向に向かえとのこと、見えなければ宇宙の藻屑となるのみ。
光がいつ見えるのか、このまま見えないで終わってゆくのかもわからないままひたすらに落ち続ける。
幸か不幸か見えた光の方角へ身を委ねる。
着いた先は簡易な砂漠。雲が雪に見えたので溶けて水になるのをじっと待ち、人が通るたびに
"I remember"
と訴えかけた。蛇に噛まれて三角形になった携帯電話をポケットから出す。
いつもよりもよく手に馴染むしちゃんと写真も撮れるので安心した。
首が痛くて回らない。砂漠に落ちた時の衝撃のせいだな。
posted at 17:52:27
2012.05.01
本に刺繍でメモ お気に入りの写真をしおりに
posted at 04:59:27
入り口を塞ぐように大きな蜘蛛の巣がはっていたので、身を屈めてくぐり抜けられるくらいの大きさ一部分を指でなぞり取って木の幹に拭い付けた。
指先に残る樹皮のザラつきと糸の纏わり付く弾力。久しぶりの青空。
posted at 08:08:47
2012年5月2日水曜日
2012.04.30
夜の舞台 わたしが創りました 出演は四人 フランス語で歌い 花火が夜のハイウェイと湖上を彩る
上演時間が規定を超え 止まない拍手の中で 瓶が並び 糸を交換する
posted at 01:35:35
春夏秋冬全ての短さを嘆き怒り震え訴えた 天にでも神にでもなく人に
posted at 10:29:05
2012.04.29
味を色に変換だったか色をみて味をつくるだったか忘れてしまった。
二つのベース色とアクセントの差し色に鼻の奥を擽られて眉間までが痺れてくる。
強く抗議反発するのはいつも向こうでの出来事で統合されない限り平衡菅の中で増幅されていく。
カーテンを開けたまま迎える朝は何を呼び戻してくれるのか。
十七年で時効になるとのこと
posted at 05:50:00
>Ho_Ch: 我々は人間に夢を売って生きているのではなく、神に自らの現実を売り渡して生きています
そんな感じのことを出ない声を振り絞って叫んでうったえてた。色も空気も薄くて苦しかった。拙さを恥じずに丁寧に、展開図を描くように。
posted at 09:34:02
2012.04.24
ハローキティと能面のコラボ
赤いリボン結わえた能面がこちらに向かって来る
posted at 03:58:52
昨日しまったはずの服が箪笥やクローゼットから大量飛びたしてきて季節が乱れる。
中に残っている僅かな服たちは窒息していた。
毛布が重たい明け方、瞼が干からびる。目蓋、と書くべきか。
posted at 07:58:03
2012.04.23
「雨の延長」という言葉と共に、三つの正方形が並んで浮かんだ。
抽象的な絵図、華やかさはないものの視覚に柔らかく刺さる。
銅版画だろうか。僅かに揺れるその絵図をしばらく眺めた後、何処かに留めようとした瞬間文字化けするかの様に姿を変えた。変換癖が祟ったのだと思った。変換、意味。
posted at 01:35:48
クラス国家 乱れた部屋 「式時」と書かれた半紙を掲げる BPM120
posted at 01:52:41
2012.04.22
夢の朗読に失敗
posted at 01:54:27
重なる悪夢、発汗出来ず目覚めて排泄へ。
posted at 01:57:36
" don't push my nose! " 咄嗟に叫んだ。目を開けると鼻に突き付けられているのは男性器だった。
posted at 02:12:36
朦朧とした状態にいくつも漂う記憶、朦朧としている為にどれもうまく記録出来ない。そのことだけを記して置きます。
posted at 02:42:14
人体と間取り 肋に手を置く
posted at 06:11:44
2012.04.21
ナイフの刃と刃を十字に合わせ想い出話をする。
サーモンピンクのウールコートと白いストールをごみ箱に詰め込んだ。
木箱に品の良い革靴を履いた足が静かに収まっている。
取り扱い説明書に記してある通り右の靴が赤く染まるまで圧迫すると左足がにっこり微笑んだ。
posted at 05:01:02
2012.04.19
アップライトピアノの上に乗った猫が腕を伸ばして撫で上げるように一曲奏でた。
posted at 06:50:00
修学旅行でユートピアに行った。そのまま帰ることは無かった。
posted at 06:59:34
2012.04.18
また声をあげて泣きながら起きた。今宵三回目。深呼吸をして、作られた哀しみに気づく。
笑ってしまうくらいに乾いてる。
posted at 03:40:30
よっぱらいのまさおみを抱え踊るように歩を進めた。菜の花畑、チーズの棚、タモリ。
posted at 16:46:34
2012.04.17
雪道の足あと。
水圧の壁を一分間でくぐり抜けるときの瞬きは一万回だと申告する。
それは違う。靴を取りに戻って見つけたもの。
水曜日と木曜日のわたしだけはカタいね、と言われ火曜日の自分を思う。
割れたCDと破られたメッセージカードを地面に叩きつけて横断歩道を渡った。
割りました、破りました。
時間系列の捏造をして階段にたどり着く。
ボイスレコーダーにすべてを告白していると録音済みの声が14秒遅れで再生されるため多重録音となる。
どんどん重なっていく自分の声で目が覚めた。
面白く脚色されてたけどカラクリはすぐにわかってしまった
posted at 11:33:14
音だけの夢をいくつかみた(みた、というのだろうか?)。
その中で自分の声だけのものがあって、とても気になるフレーズがあったので寝起き抜けがらそのまま声に出して録音しようとしたのだけど何故か出来なかった。
単に起き切れていなかったのもあるけれど、何と言うか、その勇気が出なかった。
音だけの夢、視覚がゼロかというとそうでもない。
音がなんらかのイメージとなって再生されているのは確かだ。
posted at 20:41:10
2012.04.14
三時間前に眠ってから、二回自分の 笑い声で、一回自分の言葉で、二回自分の泣き声と涙で目が覚めた。心臓が高鳴ってる。
あんなに濃くて深かったのに、起きた瞬間からどんどん消えていってる。今はほとんど覚えていない。涙のあともない。
最後は水の中で人工呼吸をしている男女をみていたのだけ覚えてる。わたしは水の底からそれを見上げていた。
posted at 23:51:38
あんなに濃くて深かったのに、起きた瞬間からどんどん消えていってる。今はほとんど覚えていない。涙のあともない。
最後は水の中で人工呼吸をしている男女をみていたのだけ覚えてる。わたしは水の底からそれを見上げていた。
posted at 23:51:38
2012.04.12
桜の写真40枚 ばか枠で賞ではなくてばか粋で賞であって欲しい
突然来ないでって雨の中ここは二階なのにずっと外に傘もささずに5センチだけ開いてた窓を閉めて付けた電気消せなくてずっとプレーヤーから音漏らしてて嬉しそうにそんな見せに来て雨の中ずっと
詩集にわらべうた
posted at 01:02:40
2012.04.06
ロールシャッハみたいに数字が模様になって広がっていく夢。目が覚めると天井から雨漏りの音がしていた。
posted at 04:30:25
そうだ、黒い藤棚みたいな雨雲の上に居たんだ。それから快晴の海に出たところでおっきな球状の雪玉が真上から降って来て視界がバラバラに割れた。拍手がわいた。
posted at 04:47:37
2012.04.05
和室越しに昨日堕ちたばかりのミサイルをみつける。大きくて赤くて視界に入り切らない。
そこははるか遠い場所で今はすぐ目の前にある。
紐のついた青い飾り鞠を囲炉裏に吊るした。
posted at 08:04:40
あいつはパソコンになってしまったみたいでディスプレイの中でアイコンが無表情に吠えてた。
みんなでハイキングに来てたんだけど歩けないしお弁当も食べようとしない。
高野豆腐みたいな色の躯体は割と芝生に馴染んでいたけどね。
posted at 08:12:40
子供が作った黄色と緑の煙が空いっぱいに広がったり縮んだりして青空にとてもよく映えていた。山岳地帯。
蝋の段差に足を取られた人面鳥が苦しんでいたので、結んであったおみくじを開いて裂き、編みつなげて巻いてやった。
辺りは春の生気に溢れていて、花粉や綿毛を思い切り吸い込み視界を白くした。
posted at 08:26:58
2012.04.04
口の中から逆モヤシが生えてくる。
芽(葉?)の部分が逆さまの形をしているから「逆モヤシ」。
最初はイヤイヤ飲み込んでたけど追いつかないほどにどんどん生えてくる。
起きてもなおモヤシの感触が口から消えないのであった。
改装した広くてキレイなお風呂にみんなで浸かりながら口の中に溢れる逆モヤシを隠すのに必死だった。
しばらくモヤシ食べられないかもしれない……
posted at 07:14:55
2012.04.03
どれだけ脱いでも脱いでも肌が見えてこない。
辺り一面に散乱する衣服。やわらかい布の山の間にところどころ見える冷たいコンクリート。
一体何枚重ね着したんだろう。
20分ほどかけて全て脱ぎ終わるとあがっていた息を止めて洗濯機に飛び込んだ。
靴だけは履いたままだった。
posted at 17:05:57
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