2013年4月16日火曜日

2013.03.05


i.景色のない夜を見ていると窓枠から音が鳴った。もう少し酸素が欲しいと思っていた矢先のこと。レコードではない。おもちゃのオルゴールが遠い昔の方角から鳴っているから、ネジをまいてやらなければいけない気がした。

ii.殺人者。なぜ人を殺してはいけないのか? 彼はまぎれもなく殺人者だ。今彼は快楽の牢獄にいる。言葉の通じる殺人者なのだからさっさとでて来い。言葉の通じない殺人鬼からは毎年手紙が届く。命の意味がわからない。

iii.宇野ゆうかは割と好き

iv.最近よく手紙を書く。長い手紙を。すぐに返信が欲しいわけではない。そのうち返ってくればいい、くらいの気持ちで書く手紙。もちろん反応があればまた対話がはじまり、また長い手紙を送る。それがもしメールなら送らないだろう。

v.真鍮は忠信なイメージ

vi.毎晩四角い光と寝ている。

vii.明け方からの記憶が曖昧だ。しかし事実の一部は機器にログを残す。ではそこにないものは全て夢か何かだったのか? ここに居るはずのない人の声に起こされたり、肌に触れたりした。私のログには残っている。

viii.私は生身の人間です。

ix.頭のてっぺんから身体の中心を貫く様に、ひと突きに真っ直ぐで丈夫な軸を刺します。欠損部あり、ほぼ剥き出しになった部分を補いつつ、丸みと柔らかさをつけましょう。吸収力のある材質、保温性のある材質、弾力性のある材質、通気性のある材質、などを黄金率で。あとは羽毛を。

x.熱中することと努力は違う

xi.また水の中にいた。カーテンは相変わらず閉まっているのでおおよその感覚でいくと、明け方は泥水に頭から泥水に沈められ記憶を失い、早朝には氷海にいた。多くの人が働き始める頃にはなるべくあたたかい海を選んでそっと潜り、そのままじっとしていた。とまらない涙は海にしてしまいたかったから。

xii.花園は花の園だけど、動物園は動物の園ではない。動物を観賞するために檻や敷地に閉じ込めた、人間の為の園、人間園。

xiii.“【啓蟄】虫たちがもぞもぞと土から顔を出す様を「戸を啓く」とはなんとも洒落た言いまわしを用いたものです。人間もさすがに土で冬眠はしませんが、陽光に誘われて戸外に出、さわやかな風に吹かれたくなるのはこの頃ではないでしょうか。”
「くらしのこよみ」より
posted at 13:58:02

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