夜の高級デパートエレベーターが私を最上階まで連れて行き
そこはいつもなぜか13階のいくつもの降り口左手を奥に進むと
上品なテーブルやソファが置かれたcafeがあると彼女も言っていた。
彷徨ったベランダのフェンスをふたりで乗り越えて
見つけたたくさんの吸殻を一つひとつ確認する階段の悲しみ。
iPodに記憶された緑色の動画たちが途切れることはなく
いくつかのやりとりがたちまち蜘蛛の巣を張るように関係図を描くと
黒い紳士が犬と真珠とやわらかく洗練された布を結びつけて
目の奥で無言の悲鳴をあげながら
妹と交互に身体を押さえつけられて喜びの涙を流した。
「パスコードロック」
指紋だけが知る隙をあたえてしまった公園にゲームオーバーをたたきつけられる明方。
一度は羽毛に帰りましたが二度目は
それでもここまで再起動をしたのはおそらく初めてのことなんじゃないかと思います。
posted at 18:10:19
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