前半六月には植物、後半六月には動物が月ごとにシンボルになっていました。
動物はみな肉食で牙を持っていて「じゃんけん」のように力関係を保ち共存していましたが、
突然ある獣像があばれ出し他を噛み殺しました。
肉質と血飛沫が鼻にかかりそれはそれは生ぬるくて鮮やかでした。
身の丈に合った春色のスーツが見つからなくて試着したまま声をあげて泣いた。
ブラウスもジャケットもずぶ濡れ、
白珠のネックレスがテラテラと光っているのを鏡ごしに見た。
食事、和の色の照明、腰掛ける姿。家族。目を合わせずにすれ違った。
高く結った髪を意識しながら通り抜けたあと、背中から手が生えて後を引いた。
夜の駐車場 ⇒ 植物のシーン。
植物のこと思い出せないけど、ハネ付きギョーザがそのひとつだったのは覚えてる。
五反田の切れ端か……
posted at 06:17:15
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